北海道の温泉の特徴
温余地の数は全国-!世界からも注目です
雄大な自然景観に恵まれた道内には数多<の温泉があり、古<から広く観しまれてきました。
道内の温泉地数は全国1位の251ケ所、総ゆう出量も全国2位を誇っています。
近年では、海外客も増加し、景観・食・雪に加え、温泉が、北海道観光の大きな魅力の一つとなっています。
※第四紀火山とは、約170万年前から今日までの間にできた比較的新しい火山のことです
温泉と火山帯は深~い関係
道内には千島火山帯と那須火山帯が縦横に走り、有珠山や十勝岳、駒ケ岳、樽前山、雌阿寒岳など活火山がたくさんあります。多<の温泉はそれら火山帯の上にあることがわかります。地下深くで温められた地下水が湧き出る「非火山性温泉」も含めて、豊かな温泉資源は大地からの“大切な贈り物"なのです。
北海道にはバラエティに富んだ温泉郷がいっぱい!!
16の温泉郷に多彩な泉質。中には全国的にも珍しい、ユニークな泉質や秘湯もあり、人気を博しています。
わが国でも有数の温泉王国、北海道には上図の通り16もの温泉郷があります。大半は食塩泉ですが、この他にも単純温泉・重曹泉・硫黄泉・石膏泉・酸性泉・鉄泉などがあり、とてもバラエティに富んでいます。中には全国的にも珍しい「十勝川温泉」に代表されるモ一ル温泉(泥炭を通してゆう出する温泉)もあり、北海道遺産に選定されています。また、北海道には美しい自然に包まれた秘湯も数多くあります。
いずれの温泉も北海道ならではの四季と大自然の環境が相乗効果を生み、訪れる多くの人を魅了し心の癒しと健康増進に役立っています。
一般財団法人 北海道薬剤師会公衆衛生検査センター発行の「湯ったり読本」(2009.1発行)より参照させて頂きました。